緑茶のさんぽ道🍃
⑦水出しの緑茶(クリックで本文へ)

立秋は過ぎましたが、まだまだ汗ばむ日は続き、冷たい飲み物も欲しくなります。みなさまは、冷たい緑茶を飲みたい時、どうされますか?ペットボトルの緑茶はどこでも購入でき、美味しいものもあって便利ですが、すこし飽きてしまうことはありませんか?そんな時、お気に入りの茶葉や茶器を使って冷たい緑茶を淹れてみませんか?
茶葉をお湯で淹れずに水出しにすると渋みや苦みの成分であるカテキンやカフェインが出にくくなります。
このため、水出しで淹れたお茶とお湯で淹れたお茶とを比べると、水出しの緑茶は渋みや苦みが抑えられて旨味成分のテアニンを感じやすくなるため、よりおいしく感じることができます。
この旨味成分のテアニンは低温の水で十分溶け出してきますので、渋みや苦みが苦手な方やカフェインの覚醒作用を避けたい場合にも水出しの緑茶は適しています。
また、水出しの場合はエピガロカテキン(EGC)というカテキンの一つが抽出されやすくなります。
このカテキンには免疫力を高める効果があるとされ、水出しの場合、緑茶の健康効果を一層アップさせることができると言われています。
【参考】農林水産省
緑茶の美味しさと機能性を両立する「水出し緑茶」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/new_tech_cultivar/2021/2021seika-19.html