緑茶のさんぽ道🍃
②お茶の味と茶摘みの時期(クリックで本文へ)

もうすぐ新茶の季節になりますね。
新茶の収穫と言えば「夏も近づく八十八夜~、野にも山にも若葉が茂る〜♪」「あれに見えるは茶摘みじゃないか〜♪♪」の歌詞が有名ですね。
この歌にある八十八夜とは、立春から数えて88日目に当たる日のことです。2022年の立春は2月4日ですので、今年の場合、88日目は5月2日になります。
この時期を含めて、お茶の収穫は1年間に2回から3回ありますが、その年に生育した最初の茶葉(新芽)で作られたお茶が新茶となります。
新茶は一番茶とも呼ばれ、この後に収穫された茶葉から作られるお茶は二番茶、三番茶と呼ばれます。
新茶には、冬に養分を吸収して春に成長した新芽が持つ瑞々しい香りに加えて、旨味や甘み成分のアミノ酸が多く含まれています。このアミノ酸の一種であるテアニンには認知機能向上やリラックス効果にも良いとされています。
二番茶、三番茶にはカテキンが多く含まれており、新茶よりも渋みを感じやすくなっていますが、カテキンにも抗酸化作用や抗ウィルス作用の他さまざまな効果があります。
掛川市ホームページ
(お茶のカテキンとテアニン)
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/fs/1/1/6/6/7/4/_/teanin.pdf
もし、お茶屋さんやスーパーなどで今年の「新茶」「一番茶」を見つけたら、ご賞味されてみてはいかがでしょうか。