日頃の備え〜今から準備できること〜
日頃の備え「地震編」その2~もしも一日前に戻れたら~
(2)事前のそなえのたいせつさ
内閣府の防災情報「一日前プロジェクト」をご存じですか?
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/index.html
この「一日前プロジェクト」は、これまでの大災害の被災者の方々がインタビューに応えておられ、実際の体験談の中からたいへん貴重な気づきや教訓を得ることができます。
たとえば、東日本大震災では下記のようなコメントがありました。
>大きな手提げ袋が避難所生活で大活躍した。
>両手は自由にしていたいから、背中に背負うリュックが重宝した。
>とにかく明かりがほしかった。
>両手の自由がきくから、ヘルメットに付けられるヘッドライトは良かった。
>避難するときは「介護用品を必ず持ち出すこと」これが教訓です。
>簡易トイレの消臭の決め手は、ペットのトイレマットとトイレ砂(ねこ砂)でした。
大きな災害への心構えや準備について、日頃から考えるきっかけにしてみませんか。
日頃の備え「地震編」その1~もしも地震が起こると~
(1)発生リスクと復旧日数を知っておきましょう
「地震10秒診断」をご存じですか?
https://nied-weblabo.bosai.go.jp/10sec-sim/
位置情報をもとにして、その場所で今後30年以内に
■震度5弱~震度7の「揺れに見舞われる確率」
■電気、ガス、水道のライフラインごとに「復旧に要する日数」の算出(シミュレーション)が可能です。
例えば、「横浜市戸塚区品濃町」で診断した場合、
今後30年以内に
■震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は28%
■ライフラインが復旧するまでの日数は
・停電日数が3日間
・ガス停止日数が12日間
・断水日数は20日間 になるようです。
診断結果を参考にして、発生前からの日頃の備えと地震発生後の生活再建について考えるきっかけにしましょう。