日頃の備え〜今から準備できること〜
日頃の備え「認知症編」その2~自分の希望や気持ちを書いておく~
(2)もしも、自分の気持ちを伝えられなくなったら
「もしも手帳」をご存知ですか。
「もしも手帳」は、認知症以外の病気も含めた「もしも」に備えて、治療やケアについての自分の希望や気持ちを書いておくことができる手帳です。
この手帳は、横浜市では市民向けに作成されており、持ち運びできるように、おくすり手帳のケースと一緒に市内各所で配布されています。
横浜市ホームページ
「もしも手帳」とは
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/zaitaku/acp/moshimo2021.html
横浜市ホームページ
「もしも手帳」画像(pdf)
「もしも手帳」には次の3つの質問が用意されています。
(質問1)自分の気持ちを伝えられなくなったら、どんな医療やケアを受けて過ごしたいか
(質問2)医療やケアについて自分で決められなくなったら、代わりに誰に話し合ってもらいたいか
(質問3)治らない病気になったら、どこで過ごしたいか
この質問への回答を選択肢の中から選んでチェックすることで、自分の希望や気持ちを書くことができます。
また、状況の変化によって、後日新しい手帳に書き直すことも想定されています。
もしもに備えて、元気なうちから「自分のことを考えるきっかけとなること」を目的に作られていますので、いちど内容をご覧になってみませんか。