日頃の備え〜今から準備できること〜
日頃の備え「認知症編」その1~認知症について学べる講座~
(1)認知症について理解を深めましょう
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞の働きが悪くなることによって、生活上の支障がおよそ6か月以上継続して生じている状態のことを指します。
認知症は、高齢になるほど発症する確率が高くなっていき、85歳以上では4人に1人が発症すると言われています。
高齢者人口は、今後さらに増えていくとの予測もありますので、認知症について正しく理解して向き合いながら、必要なサポートをおこない皆で共生していくことが必要です。
この認知症について、学ぶことができる身近な機会として、認知症サポーター養成講座があります。
厚生労働省
認知症サポーター
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html
認知症サポーター養成講座は、自治体を窓口に地域のいろいろな場所で開催されています。認知症に関しての幅広い知識を分かり易く得られるだけでなく、認知症の方やご家族の方の気持ちや、接し方、心構えについても学ぶことができます。
講座の受講によって
「認知症サポーター」として認定され、その人数は全国で1360万人以上にのぼっています。
認知症サポーターキャラバンホームページ
認知症サポーター数(2021年12月末時点)
https://www.caravanmate.com/result.htmlte.com)
家族だけでなく、自分が認知症になっても安心して暮らせるよう、認知症についての正しい理解を深めるためにも、講座への参加のご検討をされてみてはいかがでしょうか?