日頃の備え〜今から準備できること〜
日頃の備え「地震編」その5~災害時のトイレ対策~
(5)身の回りにあるものも活用しよう
大震災で停電となったり、排水管が損傷した場合には、トイレが使えなくなってしまいます。トイレが使えないと健康維持に不可欠な排泄行為に支障が出てしまいます。
トイレが使えないことで、水分摂取を控えて排泄を我慢してしまうと、血栓が生じるなど、時には生命にかかわる事態も招きかねません(←深部静脈血栓症/肺塞栓症、いわゆるエコノミークラス症候群)。
さらに、トイレの不足によって排泄物の適切な処理がされずに環境が不衛生になると、各種感染症が生じる危険性も高まるため、トイレはとても重要です。
災害時のトイレについては、さまざまな製品や方法がありますが、新聞紙やポリ袋など身の回りにあるものも活用しながら、日頃から備えをすすめておきましょう。
東京都 もしもマニュアル(201ページ)『簡易トイレの作り方』
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/041/04_pdf.pdf
埼玉県 防災マニュアルブック 『家庭における災害時のトイレ対策編』
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/112385/saitamabo-sai_manual_book_toilet.pdf